わたくし、お酒が飲めません。
家族全員、お酒が弱い
小学生ぐらいまで、年末は父方の祖父母の家に行きすき焼きを食べるというのが恒例行事でした。
すき焼きを食べ、祖父と祖父の息子(私の父と双子の叔父たち)は麻雀をしてました。
私は父の膝の上に乗り「なんでこの３つは真っ白なんだ」と質問し、怒られたりしてました。
すき焼きにビールが親たちのお決まりメニューなのですが、
皆ちっさいグラス1杯で赤くなる人達でした。
高校の保健体育の授業で忠告される
つぼあに16歳。
高校の保健体育の授業で、お酒が及ぼす影響という授業がありました。
そこで、アルコールを浸した脱脂綿を二の腕につけるパッチテストがありました。
つぼあにの二の腕を見た先生は、
「うわ！そんなに赤くなるやつ初めて見た！お前はお酒飲まん方がいいぞ！」
と教室に響き渡るほどの大きな声で忠告されました。
そんな大げさなぁーー、と思っていたつぼあに。
後に大事になるとは露知らず。
成年し、お酒にチャレンジ
そんなつぼあにも成年し、大学の集まりでお酒を飲む機会があったわけですが、
ちょっと飲んだだけで、もどします。
赤くなるのは一瞬で、すぐさま青くなりもどします。
そう言えば、家族もお酒が弱かったなぁ。
お酒が弱くても、飲み続けてれば強くなるって言うしなぁ。
と、のんびり構えておりました。
しかし頑張って飲もうとしても、もどす。
ちょびちょび飲んでも、もどす。
体調も悪くなるし、特に美味しいとも思わないし、
ゼミ内でも車で飲み会に来る人の帰りの運転手として動くこともあり、
高校の先生の忠告を思い出し、いつしか飲むのを止めました。
就職して、焼肉に連れて行ってもらっても、頑なにソフトドリンク。
「焼肉にコーラやオレンジジュースしか飲まんなんて、変なやつ」とからかわれました。
突然の宣告
月日は過ぎ平成24年、つぼあに33歳。
税理士試験1週間前、どうにもこうにもお腹が痛い。
痛いというより、気持ち悪い。違和感。
しかもお腹というには、下すぎる。
もしかして、盲腸？
それにしては左側やし・・・。
まさか何かの本で読んだ臓器が正反対に位置する人なの自分？
とかいろいろ本試験前のちょっととち狂った感もあり。
せっかく有休取って勉強に充てるはずが、集中できずゴロゴロ寝るのみ。
そんなお腹に違和感がある中試験を受け、終わったら即病院直行。
(余談・その年に簿記論、財務諸表論は合格。逆境の中よく頑張った。)
医者「え、お腹？というよりこれ・・・・」
医「ここでしょ、ここ(ふとももの付け根辺りを前からぐりぐり）」
つぼ「そこそれそれ、痛い痛い」
医「これ、鼠経ヘルニアよ」
つ「ソケイヘルニア・・・？」
医「そう。いわゆる脱腸。ひどくないけど。治すには手術。」
手術台の上で、怒られる。
突然、鼠経ヘルニアを告げられ、治すには手術と。
ほっといてもよろしくないだろうと、手術することに。
手術の前にあらかじめアレルギーなど聞かれる。
花粉症以外ないので、花粉アレルギーですと答える。
手術当日。
手術着に着替え歩いて手術室へ。ベッドでがらがら運ばれるのを想像してたので拍子抜け。
看護師「はい、ベッドの上に横向きで寝て背中丸めてねー。」
つぼ「はい。」
看「これから麻酔するから、脊髄に注射しますよー。」
つ「はい。」
看「背中消毒しますよー。」
アルコールがひやっとする
看「・・ちょっとあなた！！アレルギー無いって言ったじゃない！」
つ「え、はい。」
看「背中真っ赤よ！これ、アルコールアレルギーよ！」
看「今後、アルコールアレルギーってちゃんと言うのよ！」
飲めない理由、判明
なんと、わたくしアルコールアレルギーでした。
どうりで、飲んでも強くもならずもどすわけだ。
というわけで、つぼあにがお酒が飲めない理由は、アルコールアレルギーです。
怒られて以来、採血の際もアルコールフリーの消毒をしてもらい、
ちょっといいレストランに行ったときはアルコールアレルギーを伝え、料理のアルコールを飛ばしてもらってます。
みんながお酒で気持ちよくなってる場は嫌いじゃないんですけどね。
お酒がおいしいお店は、お料理おいしいところ多いし。
ということで、お酒は付き合えませんがお食事はお付き合いできますので、
機会があればよろしくお願いします。
追伸
アイキャッチ画像のみかんジュースは、日本果実工業株式会社のみかんジュースです。
濃縮還元じゃなくてストレートなので、みかんそのままでとてもおいしいです。おすすめです。
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