きっかけは、お味噌が作りたかった
以前からお味噌作りに興味がありました。
意外と簡単に作れると聞くし、お味噌が自宅で作れたらいいのになー、と思っていました。
以前そんなことを妻に話していたのもすっかり忘れて過ごしていると、
妻が「知り合いのサロンで、味噌作り教室が開かれるらしいから行ってみる?」
と情報を仕入れてくれました。
おおこれはちょうどいい、と詳細を確認してみると、
平日昼間しか開講しておらず、日程が合いませんでした。
当時はまだ雇われの身で、平日(確か確定申告時期)に休みが欲しいとボスには言えず。
しかし、別の日に同じ講師の方による「発酵あんこ」なるものを作る教室があることがわかりました。
私は甘い食べ物、特にあんこが好きなので、喜んで申し込みました。
発酵あんこと普通のあんこの違い
名古屋市守山区にある、フォルトゥーナ名古屋さんで開催されました。
教室は、講師の林先生の講義から始まりました。
大抵の方がイメージするあんこは、おそらくほとんどが砂糖が使われているものでしょう。
しかし、今日作る発酵あんこは砂糖を使いません。
砂糖を使わないから、身体に無理がありません。
とのことでした。
発酵させることによって、小豆のでんぷんが糖に分解されて甘くなるそうです。
発酵あんこ作りスタート
【材料】
- 小豆250g
- 塩 小さじ1/2
- 米麹 350g
- 水 400cc~600cc
とてもシンプルな材料です。
【作り方】
小豆は圧力鍋などで茹でる必要があるらしいのですが、時間省略のため先生が作ってくださっていました。
圧力鍋を使わないなら、2~3時間ほど茹でるらしいです。
ゆで汁と小豆を分けます。
密閉できる袋に分けます。今回6人分の小豆を茹でてくださっていたので、6等分しました。
ゆで汁を少し加えます。加える量次第で、あんこの緩さが決まります。
使用した米麹は、生の米麹。乾燥麹だと、一つ手前の工程のゆで汁を加える量を調整するそうです。
米麹を小豆の袋に加えます。ここで、お塩も一緒に加えます。
ムラがないように混ぜます。小豆の豆をつぶしながら混ぜるのがポイント。
ピザ生地をこねるように体重をかけて混ぜると、混ぜやすかったです。
混ぜ終わり。教室ではここまでで作業は終わり。
残りは家に帰ってから。
自宅に帰り、発酵作業に入ります。
60℃の状態を10時間保ちます。
先生のおすすめは、炊飯器の保温機能を使って温度を保ち、少し炊飯器のふたを開けて置いておくのが楽とのこと。
うちには炊飯器はなく、ハリオの土鍋しかないので、湯煎でチャレンジします。
60℃を維持するのが難しいです。
(ど真ん中に写る小鉢は、浮いてくる袋を抑えるために置きました。)
50℃だと20時間、40℃だと40時間を要するとのこと。
60℃を大きく超えてくると、麹の菌が死んでしまい発酵しません。
所定時間が経過したら、別の容器に移して冷蔵庫で保存します。
先生曰く2週間は保存がきく、とのことでした。
ほのかに甘いが、満足感十分
教室では先生があらかじめ自宅で作ってきた発酵あんこ(冒頭の写真)を使い、
白玉粉のまんじゅうを作りました。
が!
ここでハプニング!
つい最近購入したXperiaが突然フリーズして、写真が撮れませんでした・・・・。
画像でお伝えできないのが残念です。
(もう壊れてしまったかと焦りましたが、家に帰ってリセットを試したら動きました。)
発酵あんこを丸めて、白玉粉の生地で包み込み、5分間蒸します。
味は、砂糖を使っていないとは思えないほど甘く、満足できる味でした。
年齢も40代中盤にさしかかっており、身体のことを考えた食事にしなければならないと思っていました。
砂糖を使わず甘い食べ物が摂れる選択肢が増えました。
発酵以外は簡単な手順かと思いますので、ご興味ある方はぜひお試しください。