今日、妻と買い物の合間の休憩でフレッシュジュースを飲みました。
すると、ついてきたストローは紙ストローでした。
環境に配慮したストローとのことでしたが、いざそのストローを使って飲むと、
紙の味が混ざって、せっかくのおいしいフレッシュジュースが台無しでした。
その結果、ストローを使って飲むのをやめてカップからそのまま飲むことにしました。
ちょこっと使ってしまったストローがもったいないと感じ、すこし残念でした。
手段を押し付けていないか
さて、自分の仕事に振り返りまして。
例えば、1人で事業をしているパソコンがとても苦手な職人さんがいたとして、
領収書をパソコンに入力をするには、本業の時間を相当削らなければならなかったとします。
そのような方にこちらの都合で無理やり「今はペーパーレスの時代です!デジタル化しましょう!」
とパソコン入力を本人にしてもらったとしたら、本業をないがしろにさせてしまうでしょう。
これでは本末転倒です。
目指すべくは、お客さんに満足してもらうこと
上記の例だと、今だといろいろな方法で解決できるかと思います
- クラウド会計のアプリで領収書を写真にとってもらい、読み込ませるところまではお客さんが行う。
- 領収書を会計事務所が全て預かり、会計事務所が入力する。
- お客さんが経理処理できる人を雇い、その人が入力する。
おそらく上から順に経費のかからない解決方法でしょう。
領収書の枚数や質によって難易度も変わってくるので、どの方法がお客さんに適切かは断定しかねます。
また、お客さんの事業が成長するに従い、その時に適切な方法は変わってきます。
お客さんが行う作業量と、お客さんが支払ってもいいと思える経費の額との相関で会計事務所に払う金額が変わります。
どこまでの結果を望んでいるかを会計事務所に伝えれば、会計事務所は適切な方法を提案するでしょう。
満足する結果は、コミュニケーション次第
今回は、会計事務所を例にとって記事にしました。
冒頭のジュースの件だと、一言「紙ストローいりますか?」と聞いてくれれば、
私は「いらない」と答えたと思います。
皆さんの事業でも、同様の事は起こりえると思います。
お客さんが満足できる方法を、その都度探っていくのがベストでしょう。
コミュニケーションを密にとって、お互いが納得できる形を作っていきましょう。