自分の目標をどこに置くか~誰に喜んでほしいのか~

自己啓発本の文章やコンサルティングの方が、「どんな自分になりたいか」と目標設定を促す様子をたびたび目にします。
自分自身に問いただしてみても、正直言ってよくわかっていません。

目次

したいことをしてきた半生

基本的に興味がわいたことにいろいろとチャレンジしてきました。

幼少期を思い出すと、絵画教室で開催された青空写生会においてお試しで描いたとある寺の絵が
茨木市長賞にたまたま選ばれて、気を良くしてその絵画教室に通ってみたり。
(いつしか辞めてしまったけど理由を覚えていない)

近所の友達のお母さんがピアノの先生だったので
ピアノを習ってみたり。
(1年で先生のご家庭が引っ越してしまって教室が終了した)

少し大きくなったら槇原敬之に衝撃を受け音楽にどっぷりはまり、
そこでなぜか父親が昔々にギターを弾いていたからという理由でギターを買ってもらい。

大学もギターが木だからという理由で農学部林学科に進学し。

社会人になっては、その時に興味がわいた職業につき。
(逆にしたい仕事が浮かばないときは、会社を辞めたくても辞めずに我慢したり)

したいことには全力で取り組んできました。
その道のプロと言われる人々からすると大したことないのかもしれませんが、
それぞれの居場所にいるうちは、それなりの結果は残したつもりです。

どんな自分になりたいか

その時々で最適だと思われる選択をし、課題が発生したら解決に取り組むことをしてきました。

その時々で考えるので、「将来の自分がどうありたいか」という先の未来のことはあまり考えたことがありませんでした。

衝撃の一文

冒頭の写真は、今日訪問した会社の応接室にかかっていた社是です。
書道家の方が書いてくださったそうです。

私にとっては衝撃的な社是でした。
誰かのために役に立ちたいと思って、今まで職業を選んできました。
しかし、「誰のために」と特定の誰かを想定し、「何のために」と理由を考えたことはなかったからです。

私の解釈は、「誰のため」というのは、お客さんのためとか漠然とした目標ではなく、
固有名詞として具体的に挙げられる人でないといけないと思いました。
「何のために」という理由までつけようとすると、その人に実際に何ができるのかを考えないと理由がつかないと感じたからです。

実際に人の役に立てるように動く

「誰かのために」と目標を立てないで動くのは、人の役に立っているようで実は立っていないのではないかと思い直しました。

なぜ「誰のために」という具体的な人が浮かばないかというと、あまり人に会っていないからではないかという結論に至りました。
これまでの人間関係の薄さや交友関係の狭さが足を引っ張るとは思いもよらず。

まずは、目の前の人に役に立ち喜んでもらえることはないか、を考えて動こうと思った良い訪問となりました。

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1979年(昭和54年)9月23日生まれ
大阪府茨木市出身
大学進学で神奈川県・東京都に移住。
結婚を機に愛知県に移住。
塾講師・PC販売員・塾教室長を経て会計業界へ。
2023年1月、税理士登録し独立開業。

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