所有ギター紹介その3 -SCHECTER ストラトタイプ-

久々の家にあるギター紹介、今回はその3です。

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勉強する気がないと思われても仕方ない浪人生活

前回紹介のVALLEY ARTSのストラトタイプギターを買った後、高校を卒業することになります。

高校では2年生まで「ギター→バイト→びっくりギターズ→ギター→バイト」という生活でしたので、
全然勉強しておらず、卒業すら危うい成績でした。

そんな私も高校3年生になり、進路をどうするか、と選択を迫られたわけですが、
手元に抱えているギターを見て、「・・・・・・、木でも勉強したら面白いかな」と、農学部林学科のある大学に進むことを決めます。

高校に入って2年経過しようやく勉強を始めるわけですが、当然入試問題レベルはちんぷんかんぷん。
さっぱりわかりません。遅れを取り戻すべく1年生の内容から勉強を始めました。

当然、入試までに間に合うわけもなく、浪人生活を開始します。

浪人生活ではじめにしたことは、アルバイト探しでした。
浪人中の小遣いを1年分稼ごうと思ったわけです。

JR新大阪駅そばの予備校に通いながら、阪急京都線南方駅のスーパー(今はもう無い)でレジのアルバイトを始めます。
17時に予備校の授業が終わり、その足で職場に向かいます。22時まで働いて家に帰り寝ていました。
3月から5月頃まで働いていました。予備校の先生に「いい加減バイト辞めろ」と怒られて辞めました。

3カ月で30万円を手に入れました。
「これで1年間の小遣いは確保した!」と思いました。

浪人中の衝動買い

浪人中でも、びっくりギターズには息抜き程度に通っていました。

びっくりギターズには、ギターがたくさん並んでいました。
その中の1本に目が留まります。
そのギターは、私が高校卒業前から並んでいた、きれいなギターでした。

値札は13万円くらい。
『つぼあにやったら、10万円でええでー』と店員の新川さん。

手元には30万円。

「試奏させてください。」

言ったが最後でした。

店を出るその浪人生の肩には、ギターが1本かかっておりました。

家具のようにきれいなギター。ゴールドパーツは例に漏れずくすんでいる。

-SCHECTER ストラトタイプ- スペック

ボディ:メイプルトップ・アッシュバック
ネック:メイプル
指板:メイプル
スケール:648mm
ナット:多分プラスチック
フレット:22フレット
ブリッジ:トレモロ
サドル:もともとダイキャストがついてたけど、プレスに交換。プレスの方が好み。
ピックアップ:モンスタートーン
ピックアップスイッチ:5点セレクター
ボリュームポット:引っ張るとスイッチになって、ピックアップがタップされて出力が下がる。

ペグが縦穴タイプ

機構的に主だった特徴はありませんが、うちにあるギターで唯一ペグが縦穴タイプです。
弦を交換するときに、あらかじめボールエンドと反対側を切っておく必要があります。

縦穴タイプって呼ばれているのを、今日知りました。

弾いた感想

このギターは、うちにあるギターで一番ネックが細いです。薄い。
手がそんなに大きくない私でも、とても弾きやすい。
また、メイプルトップ・アッシュバックのボディ、メイプル指板ということもあり、とてもはっきりした音が出ます。
しかしテレキャスターのようなパキンパキン感はなく、木材でカチッとした音が出ているように感じます。

ピックアップは高出力で評判のモンスタートーンで、シングルコイルサイズのピックアップですが、ハムバッカーのような太さがあります。
タップすることで出力が下がりシングルコイルのような音にもなるので、音作りに幅が出ます。

買った当初はかなり固い音のイメージでしたが、おそらく90年代前半に製作されてから30年近く経過していることもあり、
随分音がふくよかになって(いわゆる鳴るようになって)きたのかなー、という印象です。

いわゆるストラトキャスターの音とは違う音が出るので、これはこれでとても面白いギターです。

今日の記事のまとめ

ギターの記事を書いていると、バンドをしたくなってきます。
Youtubeデビューもしたし、弾いてみたでもアップしてみようかと思います。
思うだけかもしれません。

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1979年(昭和54年)9月23日生まれ
大阪府茨木市出身
大学進学で神奈川県・東京都に移住。
結婚を機に愛知県に移住。
塾講師・PC販売員・塾教室長を経て会計業界へ。
2023年1月、税理士登録し独立開業。

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