最近、意識的に実践していることがあります。
それは、お店に入る時にあいさつをして入ることです。
あいさつすると、気持ちがいい
先日、友人に会いに行く際に持っていくお土産を買いに、開店直後のケーキ屋さんに入りました。
開店直後ということもあり、店員さんはショーケースにケーキを飾るためにしゃがんで、あわただしく作業されていました。
外から見ると、誰もいないように見えます。
お店の鍵は開いているけれども、入ってもよいのかどうかわからず、
とりあえず「おはようございまーす」とあいさつをしました。
返事なし。
もう一度「おはようございまーす」とあいさつをすると、店員さんが気づいたようで立ち上がり
「おはようございます!」と気持ちよく返事をしてくれました。
これが、何も声を掛けずに入っていっていたならば、店員さんはびっくりしたのではないかなー、と思います。
会計をしながら、選んだ加賀棒茶のゼリーが一時期メニューから消えていたけれど5月1日から復活したことや、
モンブランの名前の由来がフランスの山であることなど、いろいろ話をしてくれました。
このような会話のやり取りができたのも、気持ちよく返事をしてくれたからでしょう。
私が開店直後に来たうっとうしい客と邪険に扱われていたなら、気持ちよく買い物もできず残念な気分になったかもしれません。
あいさつは、相手を大切に思う意思表示の方法のひとつ
これまで、あいさつについて深く考えたことはありませんでした。
なんとなく「みんながするからする」くらいにしか思っていませんでした。
改めてあいさつについて考えてみると。
家族や職場の同僚や近所の知り合いに対して、その日最初に会ったあいさつとして「おはよう」や「こんにちは」と声を掛けることは、
「あなたの存在を認識していますよ」「私はあなたに危害を加えませんよ」という意思表示なのかと思います。
私は、関わった人に少しでも気分良く過ごしてもらえたらいいなと思うので、
お店に入る時にあいさつをするようにしています。
社会人としてあいさつくらいできて当たり前、という気がしないでもないですが、
これまでのようになんとなくあいさつするのではなく、
目の前の人を大事に思う気持ちを乗せてあいさつしたいと思う今日この頃です。