先日作ったパワーポイントを使った本番を本日行ってきました。
1か月ほど前には見学で参加した租税教室でしたが、本日は講師として1人で小学校を訪問しました。
租税教室とは
租税教室とは小学校・中学校・高校・専門学校・大学に税理士が出向いて、税金について理解を深めてもらうべく行う出前授業です。
詳細は、名古屋税理士会Webサイトをご覧ください。
今回は私が所属する名古屋税理士会千種支部経由で名古屋市立のとある小学校から依頼がありました。
租税教室講師をしたいです!と手をあげていたら、白羽の矢が立った次第です。
始まる前に小学校を探索
雨が降りそうな天候でしたので、約束していた訪問予定の時間より早く小学校についてしまいました。
校長先生に出迎えていただき、校内を見て回ってもよいとのことでしたので、お言葉に甘えました。
小学校を歩き回れる機会なんて、そうそうないですからね。
租税教室本番
今回は、6年1組から3組までの3クラスに、それぞれ同内容で授業を合計3回行いました。
内容は、「民主主義」「税金の使われ方」「租税法律主義」「垂直的公平と水平的公平」で、
小学生にも理解できる言葉でそれぞれの考え方を解説するものです。
小学生なので、勝手に「税金について実感があまりなく興味ないかな」と思い込んでいましたが、
3クラスとも興味津々で私の話を聞いてくれました。
児童に感想を直接聞く時間はありませんでしたが、
飛び道具「1億円レプリカ入りアタッシュケース」を持っていき、
『持ちたい人は持っていいよ、並んでねー』と言うと、全員が並んでいましたので、
今日の授業を楽しんでもらえたのではないかと思います。
今回、プライバシーの関係で写真が児童の姿が入った撮れませんでした。
いらないかと思いますが、代わりに私の写真を載せておきます。
昔取った杵柄でしょうか。学習塾のチラシに出てそうなアングルと表情でした。
塾のチラシって中年男性が頑張ってる雰囲気でてるなーと思っていましたが、
まさか自分がそうなっているとは思っていませんでした。
各教室に、学研まんがでよくわかるシリーズ<仕事のひみつ編>の7である「税理士のひみつ」を置いてきました。
Twitterでは会計業界の人に人気があるようです。
こちらから無料で読めますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
小学生でも鋭い視点を持っている
垂直的公平と水平的公平について、児童のみなさんに考えてもらう時間を設けました。
「社長と部下だと、社長の方がたくさんお金をもらっているから税金を多く課してもいい」
「同じ人間なのだから、儲けに対して同率で税金を課してもいい」
「儲けの少ない人でも人間なのだから、生きていくためのお金は残る程度に税金を課すようにしないといけない」
など、私が解説した以上の内容を自分自身で考え、本質を突いたとても鋭い視点で解答してくれました。
人前で話す講師業も楽しい
私は以前に塾で講師をしており、大学生・社会人通算12年の経験があります。
人前で講師として話すのも好きなようで、今日は児童とのやり取りがとても楽しかったです。
租税教室に限らず、講師として話す仕事も増やしてみたいと思いました。