この1週間、経営者の方とお話する機会が多くありました。
複数の経営者の方とお話する中で、共通点があることに気が付きました。
誰でも最初は苦しい
開業したてとか始めたてというのは様々なことが不慣れです。
特に営業は、雇われ時代に会社の看板を背負っていた頃は、その看板のおかげで難なくこなせていましたが、
自分自身の掲げた看板は他から見てちっぽけなものなので、頼りなく感じ見向きもされないこともあるでしょう。
経営者の先輩方に、独立したてで駆け出しの頃は何をしていたか尋ねました。
自分の利益は後回し
共通していたことは、
「自分の利益は後回しにして、目の前のお客さんに誠実に対応していたこと」でした。
お客さんが本当に求めているものは何か、そして自分が現時点においてお客さんにできる最大限のサービスは何か
これらを丁寧に聞き取って真摯に対応していくことで、信頼を得て仕事がぽつぽつと入ってきたそうです。
自分自身が身銭を切って損をするとは限りません。
自分が対応できなくても、自分の知り合いがお客さんの役に立てそうならば、
紹介することでお互いが助かる結果になる可能性があります。
自分の商売にならず利益が取れなくても、誰かの役に立つように動けば、
そのうち自分の商売を求めている人を紹介してくれる結果となったそうです。
紹介してくれる人は、あなたの仕事ぶりを見ている
もちろん紹介を得るためには、自分の商売における技術や対応力が必要になります。
できないことをできると言ってしまうと、お客さんに迷惑をかけ紹介者の顔に泥を塗る結果となります。
できることについて誠実に対応していれば、誰かは見てくれていて紹介してくれるでしょう。
焦って自分の利益を優先させてしまうと、その態度も見られていて紹介してもらえない結果になります。
お客さんのお役に立てることを増やしていき、「相談してよかった」「助かった」と思っていただけるよう頑張ります。