昨日に引き続き、奈良県天川村旅行記。
本日のメインイベント・天河神社の朝拝
私は半分目をあけて寝ているからか、空が明るくなってくる4:30には起床して、朝風呂に入りました。
1日6組程度なので使う時間が重なることもなく、貸し切りのようにゆっくりつかりました。
昨日は夜遅くまで語り合っていた妻と友人でしたが、朝は6:30には起床して、身支度完了。
今回の旅の最大の目的である、天河神社の朝拝に向かいます。
天河大弁財天(天河神社)は、洞川温泉から車で20分ほどの離れたところにあります。
インターネットで天河神社の事を調べると「(天河神社に祀られている神様に)呼ばれないと行けない」という記事がいくつか散見されます。
山奥でもありますし冬は雪に覆われるとのことで、行くのに最適な時期も短いということもあるからでしょうか。
鳥居をくぐって左手に、手水舎があります。
コロナウイルス騒動の際は水が止められていましたが、今は水が出ていました。
相変わらずの勢いの良さです。
階段を登って本殿に行きます。
この階段の左手には、五社殿と言って小さなお社が5つ並んでいます。
まずは本殿からお参りです。
毎朝7:30から朝拝が行われ、大祓詞(おおはらえのことば)が読み上げられます。
予約は必要ありません。私たちが行った際も、4組ほどの参拝客がいました。
(神聖な儀式なので、写真は撮りませんでした。ご興味ある方はぜひご参加ください。)
朝拝が終わったら、一度宿に戻り朝食をいただきました。
前日に、何時から朝食がよいか聞き取りがあったので、この時間でお願いしました。
こちらの都合に合わせてくれるありがたいお宿でした。
天川村各所を観光
朝食後は早起きだったので二度寝をし、荷物をまとめて宿を後にします。
宿を出た後、徒歩2分ほどの龍泉寺にお参りに行きました。
大峰山に登る行者(修行をする人)は、ここにある泉で身を清めて道中の安全を祈願するそうです。
龍泉寺を後にした私たちは、ごろごろ水という変わった名称の水を汲みに行きました。
昔、役行者が下山の際に水を飲んだ際、洞窟の奥で小石が転がるような音を反響させながら流れる水の様子を表わしたのが由来のようです。
水を汲むための施設が設置されています。駐車場代が500円かかるのみで、水代は無料で汲み放題です。
車で乗り付けてポリタンク十数個に水を汲んでいる方もいました。
私たちは持って帰るのが重いので、ペットボトルに水を汲んでおきました。
駐車場の片隅にある、ごろごろ茶屋で休憩です。
ごろごろ水で作られたサイダーを飲みました。
すっきりした味でおいしかったです。
先ほど朝食のためにあわてて帰ってしまったため、もう一度天河神社に行くことに。
五社殿にもお参り。神社内を隅々まで散策しました。
天河神社向かいのお寺にある、ゼロ地場と言われている所をちらっと見学。
その後、神殿から少し離れた場所(徒歩10分弱)にある禊殿にお参り。
帰路へ
禊殿をお参りした後は、新大阪まで戻ります。
行きは高速道路を使いましたが、帰りは時間に余裕があったため下道で帰りました。
国道309号線から479号線、308号線と進み新御堂筋に乗ります。
ほぼ混むこともなく、スムーズに3時間ほどで新大阪駅に着きました。
途中、道の駅かなんで休憩。
道の駅らしく、地場野菜が販売されていました。
この大阪しろなというのは初めて見ました。
無事、新大阪まで戻りレンタカーを返し、今回の旅は終了。
自然豊かで食事もおいしい天川村、一度足をお運びください。
よさがわかっていただけると思います。
旅行記おまけ
余談ですが、天河神社がある近隣一帯は住所が「坪内」です。
私は特に縁もゆかりもありませんことを申し添えます。