新卒1年目夏のボーナスをもらう前に使い果たした話。

こんばんは。

プロフィールはまだまだできておりません。
はい、もうちょっと時間かかります。
ご容赦ください。

さて、本日は「新卒1年目の夏ボーナスをもらう前に使い果たした話」。

目次

新卒1年目。

大学卒業して、新卒で入社したのは、家電量販店でした。
皆さんもご存知の、カメラ系です。

新人研修が終わって配属されたのは、「PC用品関連チーム」でした。

閑話。

自分がパソコンに初めて触れたのは、大学1年生の時。
今でこそ、インターネットは光回線でサクサクみられる時代ですが、
当時は光回線なんて当然無く、ヤフーが街頭でモデムを配りまくる時代も来ていませんでした。
テレホタイムにモデム通信でインターネットをしてた時代です。
遅かったですねー、ぴーひょーぴーぽぴーぽぴーの音が深夜1人暮らしの部屋に響いておりました。
大学を卒業するころには、ADSLが一般的になっていましたね。

結構パソコンが好きで、大学生のころからそこそこ触れてはいたものの、
貧乏学生がゆえ、ブラウン管モニターの安いパソコン(今はなきCOMPAQ)を使い倒し
お金を掛けずにおりました。

閑話休題。

家電量販店は、「PC本体チーム」と「PC用品関連チーム」の2つに分かれており、
「PC本体チーム」は、パソコン本体とプリンターを販売、
「PC用品関連チーム」は、それ以外のパソコン周辺機器や自作パソコンパーツを販売しておりました。

そして、社会人1年目として「PC用品関連チーム」に配属。
素人に毛が生えた程度の新卒1年目が、人員不足で激務の家電量販店、
しかもマニアの巣窟である自作パソコンパーツコーナーの売場に立つのは、
まるで丸腰でサバンナに立つようなもので、
お客さんに「なんだ、やっと捕まえた店員、何も知らねぇ(プークス」
という顔をされ、毎日冷や汗をかくという日々でした。

もちろん、丸腰ではだめなので、
DOS/V POWER REPORT(自作パソコンの情報誌)など読みはしたものの、
やっぱり付け焼刃の知識じゃ、対応はできませんでした。

ボーナスが出る!

入社して1か月した5月のある日、
先輩から「初ボーナスは何に使うの?親にお礼でも送るの?」と聞かれ、
初めて「新卒1年目から、ボーナス出るんや!」と知り、びっくり。

その次の休みの日。
職場に行き、自作パソコンパーツを買いあさり。
「ボーナス一括で!!!」とクレジットカードを切り、購入。
いくら支給されるかわからないのに、未来の自分に前借り。
先輩には、「ボーナス支給される前から、使い切る奴は初めて見た・・・」と呆れられました。

早速家に帰り、パソコンを組み立てるも、
なぜか電源がついては落ち、ついては落ち、と、全然起動せず。
初期不良の可能性もあり、何度か交換してもらっても、ついては落ち。
原因は電源とマザーボードの相性が悪かったようで、
マザーボードのメーカーを変えたら、難なく起動しました。

それからというもの、「あ。相性かもしれませんね。」と言えるようにもなり、
売場に立っても冷や汗をかくようなことも減り、
生き生きと仕事をしておりました。

そしたら、「生きのいい奴が周辺(機器売場)にいる」と
隣のPC本体チームのマネージャーからヘッドハントされて、
異動が出た、というのは、また別のお話。

身銭を切らなきゃ、わからないことがある。

当時勉強したパソコンの知識には、その後転職をしてから今に至るまで、
何度も何度も助けられておりまして、
税理士試験の簿記論・財務諸表論に合格し、転職した会計事務所でも、
「こいつ、仕事できないけどパソコンだけは詳しい」という立場で
何とか居場所を作ってその場をしのいだ、という事も多々ありました。

当然、今もパソコンやデータを扱う作業は他の人には負けていないつもりで、
会計業務にも生かせているところを見ると、
勉強したことは無駄にならないなぁ、
と、前借りが何倍にもなって帰ってきているのを感じる次第です。

自分への投資は、生きていける程度に惜しみなく!をお勧めします。

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1979年(昭和54年)9月23日生まれ
大阪府茨木市出身
大学進学で神奈川県・東京都に移住。
結婚を機に愛知県に移住。
塾講師・PC販売員・塾教室長を経て会計業界へ。
2023年1月、税理士登録し独立開業。

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