以前、1台のスマートフォンに2枚のSIMを挿した際の設定という記事を書きました。
通話SIM2枚挿しを始めて1か月経過しましたので、感じたメリット・デメリットを書いてみます。
メリット
電話回線が2本なのに端末を1台しか持たなくていい
通話SIMが2枚あるということは、電話回線を2本所有していることになります。
その所有するSIM2枚を1つの端末に挿すので、端末を1台持てばよくなります。
端末を2台持っていると、端末を管理する意識を2台に向けなければなりません。
バッテリー容量はどうだとか、かばんのどこにしまっただとか、管理コストが2倍になるところですが、
これが1台分だけで済むというのはとても快適です。
電話をかける都度、どの回線を使用するか選べる
通話しようと電話番号を選び通話ボタンを押すと、下の画像のようにどの回線を使用するか確認されます。
連絡先ごとに、常にどの回線を使用するかの設定ができる
毎回通話のたびに回線を選ぶのがわずらわしい場合は、
連絡先ごとに「どの回線を使用するか」を固定する設定が可能です。
データ通信はどちらのSIMを使うかを選ぶことができる
データ通信は、その都度選ぶことはできず、どちらかのSIMを使用します。
しかし、どのSIMを使ってデータ通信をするかは、切り替えることができます。
モバイルデータのチェックを入れると、選択ができます。
片方を選択すれば、もう片方は自動的にデータ通信しないようになります。
通信会社を分けられる
私は格安SIMを使っています。
格安SIMは大手3社から回線を借りて営業をしています。
私は、旧FREETEL契約はdocomo回線、mineo契約はau回線を選んでいます。
以前auで起きた大規模通信障害が仮にあったとしても、
別回線がありますので、困ることはないかと思われます。
電波の入り具合も事業会社ごとに違うので、通信状態が悪い時は回線を切り変えることもできます。
各事業者のいいとこどりで契約ができる
私はあまり電話をしません。外出するとインターネットもあまりしません。
ですので、旧FREETEL契約は通話オプションなし・インターネット3GB、mineo契約は10分かけ放題・インターネット1GBの契約をしています。
通話はmineo、データ通信は旧FREETELを基本としています。
このように、使用頻度や状況により、組み合わせをいろいろと変えられるので、通信会社の選択の幅が広がります。
デメリット
バッテリーの減りが早い
通話SIMはそれぞれ電波を受信しています。電源が入っていれば待機状態でも常に受信しています。
そうすると、2台分の通話電波を常に探していることになるので、1枚挿しより2枚挿しの方がバッテリーの減りは早いです。
この4月に新品で買って使用しているXperia1 Mark3は、バッテリー容量が4500mAhですが、
100%充電の状態で、地図アプリを見ながら歩き回り、Twitterのタイムラインを確認し、写真を内蔵カメラで60枚ほど撮ると、
1日が終わる頃には10%を切っています。
まとめ
私は外に出歩くタイプではなく、上記のような活動的な動きは月に1回あるかないか程度ですので、
デメリットにより困ることは、あまり無いでしょう。
デメリットを覆すほどのメリットがありますので、SIM2枚挿しはおすすめです。