先日、妻の伯父が亡くなりました。
相続税の相談に際して、手続き事項に触れることがありますが、
親族が亡くなった時の手続きを実際に行ったのはこれが初めてです。
親族が亡くなった際の手続きをまとめてみました。
今回行った手続き
- 死亡診断書を医師に書いてもらう→死亡届の提出
- 後期高齢者医療保険被保険者証の返却、福祉給付金資格者証の返却
- 介護保険被保険者証の返却、敬老手帳・敬老パスの返却
- 障害者手帳の返却
- 固定資産税の相続人代表者指定届の提出
- 改正原戸籍取得(相続を見越した相続人の確認のために取得。相続が発生しなければ必要ない。)
- NHKの解約届(伯父は一人暮らしで、家に誰も住まなくなったので。)
- 年金事務所に電話し、未支給年金の請求書郵送を依頼する
- 年金から特別徴収されていた介護保険料過納分の返還請求書郵送を依頼する
死亡届の提出は亡くなった日に行いました。
葬儀が終わって、それ以外の手続きを行いました。
区役所に朝10時に出向き、各担当課を回り、所要時間は約2時間ほどでした。
早めに行った方が混んでおらずスムーズかと思います。
区役所の駐車場は広くないので、駐車場待ちから始めると時間が余計にかかります。
なお詳細な手続きは、名古屋市が区ごとに手続きチェックリストを作っていまして、
そのチェックリストを見ながら確認するとよいと思われます。
手続きの際に必要な持ち物なども書いてあります。
チェックリストのダウンロードはこちらから。
他の市区町村でも、チェックリストに掲載されている問い合わせ先(課の名称や電話番号)が違うだけで
行なう手続きは同じかと思います。
電気水道ガスインターネットなどもリストに載っているので、うまく使われるとよいと思います。
反省点
今回、1日で必要な手続きが終えられるかと思いきや、終わらない手続きが1つありました。
相続人確定のための、被相続人の生まれてから死ぬまでの戸籍の取得です。
除籍(死亡した記録)が、死亡届の提出から1週間から10日ほどかかることを知らず、
亡くなってから5日目で戸籍を取得しようとしたら、除籍が記録されていないことを窓口で告げられました。
再度区役所に出向かねばなりません。
相続人の確定のためには、除籍が記録された戸籍が必要になります。
あまり早く行き過ぎてもだめなようです。
チェックリストの有効活用
人がお亡くなりになると、多岐にわたる手続きを漏れなく行わなければなりません。
残された親族は多かれ少なかれ悲しい気持ちを引きずりながら手続きすることになり、
漏れなく、というのが難しいかと思います。
このチェックリストは無駄なく漏れなく作られていてよくできていると思いますので、
皆さんもうまく使ってください。
(自分が作ったわけではないですが・・・。本当に助かったので皆さんにおすすめしたく記事にしました。)