私はパソコンの操作にトラックボールマウスという種類のマウスを使っています。
パソコン販売員をしていた頃にトラックボールマウスの存在を知り、以来愛用しています。
トラックボールマウスとは
トラックボールマウスは、パソコンのポインタ(矢印)を動かすマウスのセンサーが球(写真の青色の球状のもの)の下にあり、
その球を指で動かすことでポインタが動きます。
昔のマウスは球がマウスの底面についていましたね。今やそんなマウスは見ないですね。
PCWatchというサイトに昔のマウス特集がありました。
あの底面についていたボールを指で動かすようなものです。
各メーカーから数種類のマウスが発売されており、親指で動かすもの、人差し指で動かすもの、中指で動かすものなど、使用する人の好みで選ぶことができます。
ヨドバシドットコム-トラックボールマウス
値段は高いものだと17,000円弱から1,800円ほどのものまで幅があります。
高いものは、センサー部分がレーザーで操作性が良いとか付加機能が設定できるボタンの数が多いなど便利になっています。
私はロジクールというメーカーのM570という製品を使っています。
今はM575という後継機が発売されています。7,000円程度のようです。
標準的な機能を満たしており、コストパフォーマンスが高い機種です。
トラックボールマウスのメリット
マウス本体を動かす必要がない
ポインタを動かす際、通常のマウスだとマウス本体を動かす必要があります。
マウス本体を動かすとなると、動かす範囲分の机のスペースが必要です。
しかしトラックボールマウスだと指先を滑らすだけでポインタが動きます。
写真では勢いよく球を動かしましたので、ポインタも大きく動きました。
ポインタを動かす距離は指の操作次第です。
経理をしていると扱う書類が多く机の上が散らかりがちです。
そんな時に省スペースでマウスを操作できるのは、かなりのストレス低減につながります。
付加機能ボタンが便利
私が使用しているM570には通常のマウスボタンのほか進む戻るボタンが付いており、
インターネットを見る際やフォルダ操作をする際に、ポインタを動かすことなく進む戻るができるのが便利です。
パソコンとの接続はワイヤレス
USBレシーバが標準で付いており、パソコンとの接続はワイヤレスです。
線がないのも、机の上が広く使える要因の1つです。
腕や肩への負担が段違いに減る
マウス操作の際には、指しか動かさないことになります。
そうすると腕や肩が全く動きません。
1日中パソコンを触っていることも少なくない事務作業で、腕や肩への負担が減るのも大きなメリットです。
ボール操作に慣れないうちは、ポインタ速度を遅くする
トラックボールマウスへの乗り換えになかなか乗り切れない理由の一つに、
ボール操作に慣れずにポインタが思うように動かないということが挙げられます。
その場合は、球を動かした際のポインタが動く速度を変えてあげることで解決します。
ウインドウズボタンを押し設定画面を表示させます。
デバイスを選択し、
マウスを選択し、
カーソル速度を操作すると動きが変化します。
左に動かすと遅くなり、右に動かすと早くなります。
お好みの速度に設定してください。
たまにゴミ掃除が必要
長期間使っていると、球を動かす際にいつもより重く、動きが悪いと感じることがあります。
そのような時は、ゴミがついていることが多いので球を取り外して掃除をします。
白い突起があり、その部分にゴミが付くと動きが悪くなりますので取り除きます。
球は、底面の穴(写真にも見えている穴)から押し上げることで外れます。
マウスを変えるだけで、相当な効率化につながる
経理に限らずパソコンを使ってお仕事される方にとって、マウスの操作性は仕事の効率を大きく左右します。
また身体的な負担も減ることになり、苦痛からも解放されることになるかと思います。
これを機にパソコンに付いてきたマウスではなく、自分にあったマウスを探してみてはいかがでしょうか。